13日の読売新聞朝刊(写真)と本日の朝日新聞にも練習風景の写真と共に60周年の記事が掲載されました。
「アマオケの草分け」
「一体感強み」
何というか記事を読んでいるとドキドキとやるぞーという気持ちと大丈夫かなという不安と自分達のことをこんな風に書いてもらってという照れと・・・ごちゃまぜです。
あとはやるだけ、です〜。
「むかしむかし、ある国にジークフリートという王子がいました。父の王様はすでに亡くなっていて、母の王妃と山の上の城に住んでいました。城の回りにはひろい森が広がり、その向こうの山あいに黒い湖が鈍く光って見えました。うわさでは、その湖には美しい白烏たちが住んでいるということでした。ある日、ジークフリートは成人となる誕生日を迎えました・・・」
6月14日、川響の169回定期演奏会がエポックなかはら大ホールで行われました。
梅雨入りしてすぐの日曜日、日頃の行いがよいのか頑張って練習した成果か(笑)
青空とはいきませんでしたが、お天気も何とかもってくれました。
カルメンは「第一幕の前奏曲」の爽快なメロディーで始まり、「ハバネラ」のトランペット、「アラゴネーズ」のタンバリン、「間奏曲」のフルートとそれぞれの場面を盛り上げる音楽が続いていきます。そして最終曲「ジプシーの踊り」ではこれでもか〜!と言わんばかりにどんどん曲が速くなりました。情熱的なダンスの感じが少しでも伝わってくれたら幸いです。
そして本日のお客様のほとんどはこれがお目当てでいらっしゃったと思います。
NHK交響楽団コントラバシスト市川雅典さんの登場です。
クーセヴィッキーの「コントラバス協奏曲」。お客様のほとんどは初めてコントラバスの協奏曲をお聴きになったことでしょう。
最初のカデンツァからお客様もオケもすっかり市川さんの世界に吸い込まれてしまいました。
普段はオケの『縁の下の力持ち』、楽器は大きく目立ちますが演奏の中で注目されることは少ないコントラバスという楽器の魅力を市川さんに教えていただくことができました。
あんなに素敵な音色だったなんて皆さんしらなかったでしょ?
そしてそして本当のメイン(笑)シベリウスの交響曲第一番。
技巧的な部分やフクザツなリズムに囚われていた団員に指揮者の三原さんはフィンランドの風土や思考などシベリウスが表現したかったことを私たちがイメージできるよう、ことある毎にお話してくださいました。そのお話はとても新鮮で、また頑張って練習しようという気持ちにさせてくれました。
『森と湖の国』フィンランドの風が演奏の中から少しでもお客様に届いていたら・・・と祈るばかりです。
鳴りやまない拍手にお答えしてアンコールは同じくシベリウスの「フィンランディア」
この曲は人気の高い曲でオケではよく演奏され、団員の中でも演奏経験が多い曲ですが、あんなに速かったのは初めてでした・・・お客様からは「ブラボー」いただきましたが、きっとあれは最速のフィンランディアについていけた事に関していただけたと団員誰もが思っていることでしょう・・・。
そんなこんなで無事に(無事だったのか??)今回も終了いたしました。
いつもいらしていただくお客様、また今回初めて川響を聴いていただいたお客様、ご来場ありがとうございました。
これからも川響を宜しくお願いします。
そして次の日(15日)からまた練習の始まります。
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